【現役クラウドエンジニアが解説】AWSとは?この記事を読めばAWSが何か説明できるようになる【AWS】

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クラウドってよく聞くけど、AWSって何?

AWSってどんなサービスがあるの?いまいちよく分からないよ
そんな疑問をお持ちのあなたへ。

現役クラウドエンジニアの私が、AWS(Amazon Web Services)の基本から具体的なサービス内容まで分かりやすく解説するよ!
クラウド初心者の方にも分かりやすく解説していますので、ぜひ最後までお読みください!
1.はじめに
インフラエンジニアに人気のAWS。
私自身、AWSに携わって3年以上経ちますが改めてAWSの概要と特徴についてまとめてみました!
AWSを知らない方もわかるような内容になっています!

2.AWSの概要と歴史
概要
AWSは、Amazon Web Servicesの略称です。
AWSは、Amazonが提供するクラウドコンピューティングサービスの総称です。
サーバーやストレージ、データベースなどのコンピューティングリソースをインターネット経由で利用でき、システムの構築や運用、アプリ開発などに活用されています。
歴史と市場シェア
AWSは2006年にAmazonによって立ち上げられ、現在では業界で最も利用されているクラウドプロバイダーの一つです。
2024年のマーケットのシェア率を見ると、Amazonが32%ほどで首位になっていることが分かります。

主要なカテゴリ
主要なカテゴリを今回は5つ紹介します!
それぞれ代表的なサービスを記載していますので覚えて行ってください。
コンピューティング
仮想サーバーを提供するEC2(Elastic Compute Cloud)や、サーバーレスでコードを実行できるLambdaなど。
ストレージ
データ保存のためのS3(Simple Storage Service)、データアーカイブ用のGlacierなど。
データベース
リレーショナルデータベースを提供するRDS(Relational Database Service)や、NoSQLデータベースであるDynamoDB。
インターネットワーキング
クラウドネットワーキング環境を管理するVPC(Virtual Private Cloud)や、負荷分散を行うElastic Load Balancing(ELB)など。
セキュリティと認識管理アクセス
管理を行うIAM(Identity and Access Management)など。
3.クラウドコンピューティングとは
クラウドコンピューティングとは、物理的なサーバーやデータセンターに依存せずに、インターネット経由でITリソースを提供・利用するモデルのことです。
物理的なサーバやデータセンターはAWSが所有しており、そのリソースをインターネット経由で借りているイメージです。
企業や個人がサーバーを購入したり、メンテナンスを行ったりする必要がなく、利用した分だけ料金が発生する「従量課金制」が一般的です。

4.AWSの5つの特徴
専門用語が多くなってしまいますが、なるべく噛み砕いて説明します!
スケーラビリティと弾力性
AWSは必要に応じてリソースを迅速に追加させることができます。
例えば、見積りの急増が予想されるイベントが発生する場合、サーバーの台数を増やして対応し、イベントが終了したら再度縮小することでコストを最小限に抑えることが可能です。
この柔軟なスケーラビリティは、スタートアップや季節変動のあるビジネスにとって大きなメリットです。
柔軟な料金体系
AWSの料金体系は「従量課金制」で、使用した分だけのコストが発生します。
これにより、初期費用を抑えながら小規模で始められ、ビジネスの成長に応じてリソースを拡大させることが可能になっています。
また、一部のサービスには無料利用枠が用意されており、コストを気にせずにサービスを試すことが出来ます!

高い可用性と信頼性
AWSは世界中のデータセンターにリソースを分散しており、「リージョン」と「アベイラビリティゾーン」という2層の構造で提供されています。
これにより、世界中のデータセンターで障害が発生しても別のゾーンがバックアップとして機能し、サービスの継続が可能です。
高い耐障害性を備えているため、システムダウンのリスクを極力抑えられます。
強固なセキュリティと管理機能
AWSは、セキュリティ対策と管理機能が充実しており、データの保護やアクセス制限が厳密に管理されています。
具体的には、ユーザーごとにアクセス権を設定するIAM(Identity and Access Management)や、暗号化を簡単に行う機能が集まっているため、データの安全性を高められます。

幅広いサービス群
AWSは2024年4月現在で300を超える多彩なサービスを提供しており、ITリソースを細かくカスタマイズすることが可能です。
コンピューティング(EC2)、ストレージ(S3)、データベース(RDS)、機械学習(SageMaker)など、目的に対応したサービスを柔軟に組み合わせて利用できるため、一般的なウェブサイト運営からビッグデータ分析まで、広範囲な用途で利用されています。
5.AWSを学ぶのにおすすめの参考書(初心者向け)
ここでは、AWSを学ぶために最適な参考書を2つ紹介します。
今回紹介する参考書であればどちらも初心者の方も分かりやすい内容になっているので、自分に合いそうな方を選んでいただければよいと思います!
①図解即戦力 アマゾン ウェブ サービスの仕組みと技術がこの1冊でしっかりわかる教科書
図解即戦力 アマゾン ウェブ サービスの仕組みと技術がこの1冊でしっかりわかる教科書
AWS(アマゾン ウェブ サービス)の初心者解説書です。
AWSの各サービスの特徴をクラウドやネットワークの基礎から解説していました。
今までのAWS解説書では用語が分からず難しかったという人も、この本なら最後まで読むことが出来ると思います!
②AWSの基本・仕組み・重要用語が全部わかる教科書 (見るだけ図解)
AWSの基本・仕組み・重要用語が全部わかる教科書 (見るだけ図解)
こちらも初心者におすすな書籍。
図解がたくさん入っているので、文字だけだと頭に入ってこない人にも視覚的にわかりやすい書籍になっていておすすめです!
6.まとめ
この記事では、AWSの概要や主要なサービス(EC2、S3、RDSなど)、スケーラビリティや高可用性、セキュリティなどの特徴について解説しました。
AWSは、インフラエンジニアに人気のクラウドサービスであり、Amazonが提供する多機能なプラットフォームです。 AWSを利用することで、ビジネスの規模や成長に合わせてリソースを柔軟に調整でき、費用対効果も高いです。
この記事を参考にAWSの基本知識を身に付け、クラウドエンジニアとしての最初の一歩を踏み出して頂ければと思います!
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