こんちには、おびとです!
私は未経験からIT業界へ転職し、現在はインフラエンジニアとプログラミングスクールの講師として活動しているエンジニアです!
AWS SAAってどんな資格?
AWS SAAは、AWSについての基礎的な知識を持っていることを
証明できる資格なんだ💪
この記事ではAWS SAA試験について、現役クラウドエンジニア×プログラミングスクール講師が、初心者の方にも分かりやすく嚙み砕いて説明します!
少し長くなりますが、この記事を読めばAWS SAA試験について知ることができ、どのように学習を進めて行けば合格出来るかわかるようになります!!
はじめに
AWS SAAは、試験の正式名称AWS Solutions Architect Associate の略称になります。
この記事では AWS SAAと表記します。
AWSについて知らない方はまずはこちらの記事からご覧ください!
1.AWS SAA試験の基本情報
基本情報
AWS Solutions Architect Associate (SAA) 試験は、クラウド環境の設計と管理を担当するための基本的な知識を問う資格試験です。
試験では、クラウドアーキテクチャの設計における重要なポイントを学び、AWS の代表的なサービスに対する理解も求められます。
試験の基本情報について一覧化しました。各項目の詳細については次項で解説します!
項目 | 詳細 |
---|---|
試験のレベル | 中 |
推奨経験 | 1年以上の実務経験(AWSの推奨) |
試験形式 | 65個の問題 (多選択問題と複数回答問題) |
試験時間 | 130分 |
合格基準 | 720点以上(1,000点満点) |
受験料 | 20,000円 (150 USD) |
有効期限 | 3年 |
基本情報の各項目の説明
試験のレベル
AWSの試験は難易度別に3段階に分かれています。
易 → FOUNDATIONAL(基礎)
中 → ASSOCIATE(アソシエイト)
難 → PROFESSIONAL(プロフェッショナル)
この中でAWS SAAは「中」に該当します。
易に該当するCloud Practitioner(AWS認定クラウドプラクティショナー)より試験内容は難しくなります。
推奨経験
AWSが推奨している実務経験になりますが、あくまでも目安です。
ですので、実務経験が1年なくても受験可能です。
筆者は実務未経験の状態で取得出来ているので、学習をしっかりと積み重ねていけば合格は出来ます!
試験形式
試験は全65問で構成されており。次の2種類の設問があります。
- 択一選択問題: 正しい選択肢が 1 つ、誤った選択肢 (不正解) が 3 つ提示 される。
- 複数選択問題: 5 つ以上の選択肢のうち、正解が 2 つ以上ある。
個人的には、2つ目に紹介した複数選択問題が苦手でした。
不正解の選択肢は、知識や技術が不十分な受験者が選択してしまいそうな、設問内容と一致するもっともらしい解答になっていて引っ掛かりやすいです。
試験時間
試験時間は130分です。試験問題が65問あるので、単純計算1問2分で解かないといけません。
AWS SAAは試験問題、正解選択肢のどちらも文章が長くなっているので厳しそうに感じますが、試験対策をして問題に慣れていく中で解答スピードも上がっていくのでここは問題ないかなと思います。
筆者もAWS SAAを受験した際は、見直しのためにもう1周するぐらい時間は余っていました。
周りのAWS SAA合格者に聞いても時間が足りなかった話は聞かなかったのでそこまで気にする必要はないかなと思います!
合格基準
合格基準は720点になります。
試験受験後(1日~数日後)に各セクションの成績を示す分類表が出ますが、セクションごとに合否ラインは設定されておらず、試験全体のスコアで合否が判定されます!
以下は試験後に届く試験結果です。赤枠内がセクションごとの成績を表しています。
受験料
受験料は20,000円 (150 USD)です。
去年あたりまでは15,000円で受験出来たので、今後も値上がりしていく可能性はありますね。。
為替レートを含むコストに関する他の情報については、試験の料金にアクセスして確認してください。
有効期限
有効期限は3年になります!
ぶっちゃけこの有効期限を気にしている人はそんなにいないんじゃないかなと思います。(笑)
2.試験内容
ちょっとここは文字ばかりで難しくなってますが、なるべく噛み砕いて説明します!
幾つかの分野に分かれていることが分かれば一旦OKだと思います。
SAA試験は、以下の4つのコンテンツドメインで構成されています。詳細はAWS公式の試験ガイドに記載があります。
第1分野:セキュアなアーキテクチャの設計
この分野ではセキュリティに優れており、かつ柔軟性のある設計をする知識が求められます。
具体的には、IAM関連の多要素認証(MFA)やロールベースのアクセスコントロール戦略、暗号化のためにKMSを使うなどがあげられます。
第2分野: 弾力性に優れたアーキテクチャの設計
可用性を確保するための設計方法、冗長化、スケーラブルなサービスの設計といったトピックが中心です。
たとえば、EC2、ELB、Auto Scaling といった主要なサービスを、可用性とコストのバランスのいい構成で設計する知識が必要になってきます。
第3分野: 高パフォーマンスなアーキテクチャの設計
ここでは、高パフォーマンスなストレージ(S3など)やコンピューティングソリューション(EC2など)についてのトピックが中心になります。
利用用途に応じたストレージサービスの選定や、適切なコンピューティングオプションと機能を選択する知識が求められます。
第4分野: コストを最適化したアーキテクチャの設計
コスト効率を意識した設計とリソースの最適化が求められます。必要なリソースだけを使い、無駄なコストを削減する方法についても知識が必要です。
また、コスト管理ツール((AWS Cost Explorerなど)の適切な使用方法についての知識も求められます。
3.主要な学習ポイント
AWS SAA試験では、サービスの技術的な理解だけでなく、実際に運用可能な設計をするための総合的な知識が必要です。初心者は以下のポイントを重視して学習を開始しましょう!
基礎知識の習得
EC2、S3、RDS、VPC、IAMなどAWSの主要サービスは、必須の知識なので必ず押さえておきましょう!
基礎知識については、Cloud Practitioner(AWS認定クラウドプラクティショナー)でもやっていますが改めてしっかりと確認しておく必要があります。
設計のベストプラクティス
AWS Well-Architected フレームワークは、試験にも考慮したガイドラインで、信頼性や効率性を慎重にする設計のためのガイドラインが示されています。
要するに、AWSとしての最適な構成を理解しましょう!って事ですね!
4.合格するための学習方法は?
未経験から3ヵ月で合格した方法
未経験から3ヵ月でAWS SAAに合格した方法については下記の記事で詳細に解説しています。
私はプログラミングスクールを活用したり、オンライン教材と参考書を組み合わせて勉強をしました。
勉強時間や具体的な勉強方法も書いてますのでぜひ参考にして下さい!
その他オススメ教材
おすすめ教材については、下記の記事で紹介しています!
参考書、オンライン教材でそれぞれ書いていますので参考にしてみて下さい!
おわりに
まとめ
この記事では。AWS SAA試験の概要や学習方法について詳しく解説しました。
この記事を読んで、AWS SAA試験についてのイメージが湧きましたでしょうか?
AWS SAAは未経験からIT業界への転職や業界内での転職、またキャリアチェンジにも有効な資格です。
私自身、この資格を取ったことによりクラウドエンジニアとしてのキャリアを積むことが出来ました。
これから受験を考えている方、IT業界への転職を考えている方の参考になれば嬉しいです。
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最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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