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【合格体験記】未経験からLPIC-1を取得した勉強時間と勉強方法について解説

なおと

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「LPIC-1って難しそう…」 「未経験でも合格できるのかな?」

未経験からIT業界を目指して、最初にぶつかる壁が「資格取得」。

特にインフラエンジニアの登竜門とも言われる「LPIC-1」は、学習範囲も広く初心者にとって苦労度や必要な勉強時間が見えにくい資格です。

ルート先生
ルート先生

IT完全未経験だった私がLPIC-1を取得するまでにかかった具体的な勉強時間と実践した効率学習方法を徹底的に解説します。

この記事を読んでわかる事
  • LPIC-1試験の難易度
  • LPIC-1に合格した時の勉強時間
  • LPIC-1に合格した時の勉強方法

1.はじめに

LPIC-1とは

LPIC-1は、Linuxの基本スキルを証明する資格で、IT初心者や転職を目指す方にピッタリです。ファイル操作やユーザー管理、ネットワーク設定など、Linuxの基本が学べます。

この資格があれば、「 Linuxの基本操作はバッチリ!」と証明できて、エンジニアとしてのスタートに役立ちます

LPIC-1試験のさらに詳しい解説は下記の記事で解説してますのでぜひ参考にして下さい!

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資格取得時の前提知識

私がLPIC-1の勉強を始めた時に取得していた他の資格はITパスポートのみです。
学生の頃は普通科に通っていて、情報の専門学校を出たわけでもないので専門的な知識は皆無でした。

知識ほぼ0の未経験からのスタートだったので、未経験からLPIC-1を取得しようとしている方には参考になると思います!

LPIC資格の有効性

私が実際にLPIC-1を取得して感じたメリットです。

LPIC-1を取得したメリット
  • Linuxについて体系的に学ぶことが出来た
  • 転職活動の時に評価された
  • 現場でLPIC-1の知識が活きた
  • クラウド(AWS)に携わってからもLPIC-1の知識が活きた

正直、LPIC-1を取得して得たメリットは計り知れません。
恐らくLPIC-1を取得していなかったら転職も出来ていなかったですし、AWSに携われてもなかったと思います。

今でも「あの時最初にLPIC-1やっておいて良かったな」と感じています。

インフラエンジニアを目指していくなら必須ともいえる知識・スキルなので、しっかり押さえておきましょう!

2.試験の難易度

未経験からでも取得可能

冒頭でもお伝えしましたが、未経験からでも十分合格可能です。

もちろん最初は知らない単語が多く出てきたり、概念がわからなかったりと躓くポイントはありました。

ですが、1つずつ学んでいく事で点と点が繋がり、やがて線になるように一気に理解が進むタイミングが必ず来るので継続して勉強していきましょう!

ITSS(ITスキル標準)のレベル1

ITスキル標準(以下単に「スキル標準」という)は、各種IT関連サービスの提供に必要とされる能力を明確化・体系化した指標であり、産学におけるITサービス・プロフェッショナルの教育・訓練等に有用な「ものさし」(共通枠組)を提供しようとするものです。

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 HPより

簡単に言うと、各試験の難しさをレベルごとにわけているよーって事です。
レベルは1~7まであり、レベル1から数字が上がるごとに難易度が高くなっていきます。

各レベルの定義は以下になっています。

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 HPより抜粋

LPIC-1はこの中でレベル1に属しています。位置づけとしては、一番易しい資格のくくりになっていますね!

このように、LPIC-1は特にインフラエンジニアにとっては登竜門的な資格になっています。
しっかりと勉強を進めて行けば取得できる資格になるので、計画立てて実行していきましょう!

3.勉強時間

101試験

勉強時間は90~100時間ぐらいでした。期間としては3ヵ月でした。

業務と並行しながらだった為、1日1時間の試験勉強を3カ月続けたイメージです。この時に実務でLinuxを触るとかはしていなかったです。

1日の勉強時間をもっと取れる人は1ヵ月や2ヵ月で合格まで十分狙えると思います!

102試験

勉強時間は50~60時間ぐらいでした。期間としては2ヵ月でした。

こちらも業務と並行しながらだった為、1日1時間の試験勉強を2カ月続けたイメージです。

個人的には、101試験より102試験の方が簡単に感じました。
感じ方は人それぞれですが、実際に101試験より1ヵ月短い期間で取得する事が出来ました。

4.勉強方法

メインはPing-t

私が試験対策でメインで使用した教材はPing-tでした。


Ping-t公式ページより引用

ping-tはWebの問題集で、101試験については無料で利用することが出来ます(102試験は有料)

間違えた問題だけフィルタリングしたり、間違えやすい問題をお気に入り登録しておく機能があるので復習もしやすく、大変勉強しやすかったです。

Ping-tの他に、LPIC-1を取得した時に使用した教材は下記の記事で詳しく解説していますので参考にして下さい!

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詳細な勉強方法

私がLPIC-1を取得した時は、以下の方法で勉強しました。

① – 最強WEB問題集を各分野ごとに1周解く
② – 間違えた箇所を参考書でざっと内容確認

③ – ①で間違えた問題のみ再度解く
④ – ③で間違えた問題のみもう一度解く(間違える問題が0になるまで続ける
⑤ – 次の分野に移動して1周解く
⑥ – ②~④を繰り返す
⑦ – ⑤~⑥を全分野繰り返す。

上記の方法を取った理由としては、1回目で正解出来た問題は2回目以降も正解できると考え、理解が足りないところにより時間を割くためにこの方法で勉強を行っていました。

効率がいいのか悪いのか分かりませんが、LPIC-1以外の資格も基本的に上記の方法で合格してきました。

5.さいごに

まとめ

今回は、私が未経験からLPIC-1を取得した時の勉強時間と勉強方法についてメインで解説しました。

まとめ
  • 101試験 → 勉強時間は90~100時間程。期間としては3ヵ月。
  • 102試験 → 勉強時間は50~60時間程。期間としては2ヵ月。
  • 試験対策の教材はPing-t
  • 勉強方法は間違えた問題、理解が浅い問題をつぶしていく

これからLPIC-1の勉強を始めようとしている方は勉強の進め方についてイメージ出来ましたでしょうか?
少しでも出来そうだな、やってみようかなという気持ちになって頂けてたら嬉しいです!

私が未経験から転職した時の成功体験談や、私が今からIT業界に転職するならこれをやる!って転職戦略を下記の記事で紹介しているので気になる方は覗いて行って下さい。

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