IT資格

【初心者はこれをやればOK!】未経験からのLPIC合格勉強方法と試験解説!【現役エンジニアが解説】

なおと

「Linuxってよく聞くけど、何から勉強すればいいか分からない…」

「LPICって資格に興味があるけど、難しそう…」

そんな風に思っていませんか?

ルート先生
ルート先生

大丈夫!
この記事では、Linux未経験の方でもLPICに合格できる 勉強方法を、現役エンジニア兼プログラミングスクール講師の私が徹底解説します!

この記事を読めば以下の事が分かります。

この記事を読んでわかる事
  • LPICの試験概要
  • Linuxとは何か
  • LPICに合格するための具体的な学習方法と教材

1. LPIC試験の概要

LPICとは?

LPIC(Linux Professional Institute Certification)とは、Linuxに関する知識やスキルを証明するための世界的な資格です。

LPIC資格を取得することで、Linuxの基本的な操作からシステム管理、ネットワーク管理までを網羅したスキルを証明でき、IT業界でのキャリアアップに役立ちます。

試験概要

LPIC-1を取得するためには、2つの試験(101試験と102試験)に合格する必要があります

101と102はそれぞれ異なる範囲の知識をカバーしており、どちらか一方だけに合格しても、資格は取得できません。

LPIC-1試験のさらに詳しい解説は下記の記事で書いてますのでぜひ参考にして下さい!

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2. Linuxの基本

Linuxの役割

Linuxは、ITインフラの基盤となるオペレーティングシステム(OS)で、特にサーバーやクラウド環境で広く使われています。

例えば、ウェブサイトやアプリが動作するサーバー、データベースの管理、ネットワークの設定などにLinuxが使われています。
また、Linux はオープンソースで自由に使えるため、企業や個人が自由にカスタマイズし、コストを抑えて運用できる一つの大きな魅力です。

Linuxの基本を学ぶためのおすすめの教材3選

Linuxの基礎を学ぶのにおすすめな方法は3つです。

1.書籍

  • 『1週間でLPICの基礎が学べる本 第3版』
    初心者にも分かりやすいように体系的にまとめられているので、最初にLinuxの学習を始めるには最適な教材になってます!

2.プログラミングスクール

プログラミングスクールでは、経験豊富な講師からアドバイスを受けられたり、専門的なサポートを受けることが出来ます。

私も実際にLinuxの学習をする際にはプログラミングスールに通って学習を行いました。

Linuxについて学べるプログラミングスクールについては、下記の記事で詳しく書いてますので合わせて確認してください!

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3.Udemy

Udemyは、世界中の講師が提供するオンライン学習プラットフォームです。
プログラミングやデザイン、ビジネススキルなど多岐にわたる講座があり、自分のペースで学習できます。

Udemyの課題は、実務経験豊富な講師から最新のスキルをわかりやすい点や、手頃な価格でわかりやすい点、動画や資料が一度購入すれば永久に閲覧可能な点です。

3.LPICの試験対策におすすめの教材と学習方法

試験対策におすすめの教材2選

1.Web問題集

  • Ping-t
    正直、これだけやっていても試験には受かると思います。
    IT資格の学習に特化したサイトで、LPIC Lv.1の101試験については無料で学習することが出来ます。(102試験は有料)
    私自身も試験対策の問題集はこのサイトを使って学習しました。
    効率よく学習するための機能が揃っているのでオススメです。

Ping-t公式ページより引用

2.参考書(問題集)

  • 『LPICレベル1スピードマスター問題集 Linux技術者認定試験学習書 (Linux教科書)』
    基本的にping-tを使い学習し、こちらは確認用として使いました。
    ping-tの解説とはまた違う書き方なのでping-tだけやるよりも理解が進みます。
    本番試験で似たような問題も出ていたのでより合格率を上げる為に買っておいて損はないと思います。

下記の記事で教材についてのさらに詳細な解説していますので合わせてご覧ください。

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おすすめ学習方法

私は以下の方法で学習を進め、試験に合格することが出来ました。

問題集を解く
わからないところがあれば参考書を使ってピンポントで学習する。
STEP1,2を繰り返す
並行して、後述するハンズオン学習を行い実践的な知識を取り入れていく。

LPICに限らず、他の資格を取得する上でもこの学習方法を進めて行きました。

問題を解きながら学習を進めていく事で効率的に学習を進められ、また同時にハンズオン学習を行うことでより具体的に問題に対するイメージを作ることが出来ます。

試験対策の学習期間

業務と並行しながらだったので期間は参考までですが、それぞれ以下の学習時間で取得しました。
※前提としてLPICの学習を始める前はITパスポートのみ取得していました。

学習期間
  • 101試験
    • 3カ月。Linuxの基礎と試験対策の学習時間としては100時間程。
  • 102試験
    • 2か月。Linuxの基礎と試験対策の学習時間としては50時間程。

学習期間、学習方法の詳細な解説は下記の記事で書いてますので参考にして下さい!

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4. ハンズオンの進め方

実際にLinux環境を触る

LPICの試験対策として、ただテキストや動画を学ぶだけでなく、実際にLinux環境でコマンドを操作してみることが重要です。
仮想マシンやクラウド環境を使って実際にLinuxをインストールし、日常的に使用することで、試験の内容が実践に結びつきます。

おすすめの学習方法とツール

おすすめの学習方法とツール
  • プログラミングスクールを活用する
    • Linuxの基本を学習するときに環境構築が必要になってきます。
      この環境構築が未経験の人にとっては躓きやすいポイントになります。
      そこをプログラミングスクールではカバーしてくれるのでスムーズに学習に入る事が出来ます。
  • VirtualBoxを使った仮想マシンの構築
    • 無料で利用できるVirtualBoxを使えば、簡単に自分のPC上にLinux環境を構築できます。
      これを使って、日常的にLinuxコマンドを実行しながら操作に慣れていきましょう。
  • クラウド環境を使った学習(AWS、Google Cloud)
    • AWSやGoogle Cloudなどのクラウドプラットフォームを利用すれば、仮想マシンを手軽にセットアップし、Linuxの操作を練習できます。
      クラウド環境での学習は、実務に近い環境での操作経験を積むことができるため特にお勧めです。

さいごに

まとめ

今回は、未経験からIT業界に転職し、LPIC資格を取得するための学習方法とおすすめ教材を解説しました。

冒頭でも書きましたが、試験に受かるだけならPing-tだけでも合格は出来ると思います。
ただ、より実践的な学習がしたいのであれば、プログラミングスクールや参考書に則って進めて行くのが良いと思います。

私自身、未経験からインフラエンジニアへと転職し、今ではプログラミングスクールの講師としても活躍出来ているので、皆さんもきっと出来ます!

未経験から転職した時の成功体験談や、私が今からIT業界に転職するならこれをやる!って内容を下記の記事で紹介しています!

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IT業界未経験者・経験者向けにそれぞれ記事を作成しました。
理想のキャリアを実現するための羅針盤として、ぜひ最後までお読みください。

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クラウドエンジニア × プログラミングスクール講師
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私は未経験からIT業界に入った後、順調にキャリアを積み大幅な年収UPを達成しました。

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